東京都福祉保健局おせっかい化計画、たった2文字抜けただけでえらいことになってしまいましたね!ラジオで流れた今日のニュースで一番吹きました。
東京OSEKKAI化計画ってネーミングもどうかと思いますが、炎上はそこじゃなくて・・・
東京都福祉保健局[東京OSEKKAI化計画]
問題のホームページはここ。
東京都福祉保健局の東京OSEKKAI化計画ページ。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/osekkai/
今はもう修正済みですが、最初はこうでした。
「虐待」は「推進」しちゃダメだろ〜!!
と、ネットで批判が相次ぎました。
東京都福祉保健局が児童虐待の防止を呼びかけるマスコットキャラクターを「児童虐待推進キャラクター」と一時誤ってインターネット上で紹介していました。 https://t.co/SrqThfBOMn
— 毎日新聞 (@mainichi) 2019年6月11日
東京都のホームページに掲載されている児童虐待防止推進キャラクターの説明で、「防止」の文字が抜けて「児童虐待推進キャラクター」と誤って表記されていたことが都議会で取り上げられ、都の幹部は「児童虐待防止を進めていこうという中で本当に申し訳ない」と謝罪した。https://t.co/DRCRYCaQlI
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) 2019年6月12日
ニュースで報じられたのは、都の対処が終わった6月12日です。
「都は、ホームページを見た人からの指摘を受けて11日夜、誤りを修正しました。」とのことなので、今日拡散されている画像は早くにネットで気が付いた方たちのスクショなんですね。
【都 HPで虐待「推進」と誤植】https://t.co/sGwyxUteK9
東京都福祉保健局が児童虐待の防止を呼びかけるサイトで、マスコットキャラクターを「児童虐待推進キャラクター」と紹介していることがツイッターで指摘され話題に。11日夜に修正されたが、画像が拡散している。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年6月12日
東京OSEKKAI化ってどういう計画?
従来の「おせっかい」とは違うそうです。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/osekkai/project/
「温かいまなざしや優しい声かけなど」、をしましょうということらしい。
なんかフワフワしてるなあ・・・。
このキャラについての説明を見たかったのですが、なぜかリンク先が真っ白です。(2019/6/12 18:16現在)
昔からいたキャラクターのようです
2016年11月にはすでに東京OSEKKAI化計画ってあったようです。
そもそもなんで「OSEKKAI」ってアルファベットにしているんでしょうね?
OMOTENASHIの流れかもしれませんね。(東京オリンピックの「お・も・て・な・し」プレゼンは2013年)いや、これは私の勝手な推測ですが。
今回のは、本当に単純な校正ミスでしょう。
意外とあるんですよね。あまりに大きすぎて、目立つ場所すぎて、誰も気がつかなかったというのは。
特にネットの情報は、印刷物と違って色校正など事前に確認しなくてもすぐに直せるからと気が緩むものです。
でもこれは、扱う内容が内容だけに、さすがにアウト!ですね〜
都は(どこの自治体もそうだけど)、こんなに大事な問題に取り組むのなら親しみやすいキャラとかネーミングなんかを広告代理店に丸投げするのではなく、そこに投じる予算を体制強化に努めてほしいものですね。
オリンピックとか、みんなが楽しむイベントなどには景気良く広告費使って!
そういうとこで、どんどんデザイナーやライターにお金使ってください!!
おせっかい化計画「虐待推進」キャラ問題についての、いちデザイナーのささやかな感想でした。
最後までお読みくださりありがとうございます!^^