毎年夏に開催されている川口市名物「たたら祭り」。毎年オートレース場でしたが、2019年は会場変更となりSKIPシティで開催です。会場変更・日程変更の理由について、調べてみました。

 

たたら祭り2019会場変更の理由

たたら祭り実行員会事務局に会場変更の理由を尋ねてみたところ、いつものイベント会場である「オートレース場が耐震工事のため一部閉鎖となるから」とのことでした。

 

 

 

この耐震工事については、調べるとすぐに詳細が出てきました。

 

平成25年に「建築物の耐震改修の促進に関する法律」が改正されたことを受け、川口市の学校など公共施設の耐震診断が行われ、その結果が平成29年3月に公表されました。

 

(表出典:川口市都市計画部建築安全課資料より)

 

 

それによると、オートレース場の2号館・5号館には耐震性がないことが判明。平成31年度(2019年)中に建物の利用を停止することが決まったそうです。

 

 

川口市が経営する公営競技場「川口オートレース」の一般スタンド約7200席が、震度6強以上の大地震で倒壊の危険があることが耐震診断で明らかになった。市が公表した72件の大規模建物の中で、最も「危険性」が高い。

埼玉)オートレース場、耐震診断で「危険性高い」川口 | 朝日新聞デジタルより引用)

 

 

 

オートレース場ができたのは1952年。戦後の高度成長期と言われる1954年〜1973年よりも前に建造された施設なので、耐震構造以前に老朽化も問題でした。

 

今後の計画については、平成31年度 定例議会 一般質問質疑応答「川口オートレース場の施設整備について」に掲載されています。

 

 

2号館及び5号館は平成32年1月5日のニューイヤーカップ終了以降、入場ができなくなります。

また、平成32年4月以降のレース開催に支障がないよう、電気の切回し工事、走路内審判カメラ棟の新築、2号館の一部と5号館の安全対策工事などを適宜実施して参る予定でございます。

さらに並行して、新審判棟建設のため、2号館の一部を解体し、平成34年2月頃の完成を目指して参りたいと存じます。

川口市議会議員稲川和成公式サイト2019年5月18日投稿より引用)

 

 

 

2011年以降、あちこちで耐震工事を見かけますよね。

資料を見ると、学校施設を含め、本当に多くの建築物が対象となっています。(プライス西川口店・川口店も対象でした)

 

学校関係はおそらく最優先で進めてきたのでしょう、ほとんどの小中学校の工事が「耐震改修済み」となっています。

でもまだ多数の施設が耐震工事待ち。

「ここ古いけど大丈夫かなー?」と疑問に思ったら、この耐震工事対象リストでご確認されるとよいと思います。

 

 

耐震診断結果- 川口市
要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果の公表について(川口市都市計画部建築安全課)

 

資料PDFは当サイトにも保存してあります。上記リンク先がきれていたら、こちらよりご覧いただけます。

耐震診断結果 (PDF: 80.9KB)

 

 

 

会場の面積は狭くなる

 

 

オートレース場からSKIPシティに変わることで、お祭り会場の面積は狭くなるそうです。

あのオートレース場の広さでも毎年大混雑なので、相当混み合うことが予想されます。

(いろいろとイレギュラーなことが多い2019たたら祭り、準備委員会も警備も大変だと思います・・・)

 

 

これは、私が電話で出店について問い合わせしたことでわかりました。(似顔絵店で参加しようかなーと思ったので^^)

広報かわぐち6月号にたたら祭り参加者・参加団体募集の告知が出ていたので、7月に入ってから問い合わせたところ、6月初旬には募集枠が埋まり、申し込みを締め切ったとのこと。

出店エリアが今までよりも狭いため出店数も限られており、例年より早く出店枠が埋まったそうです。

開催3ヵ月近く前に、出店申し込みは締め切られていました。

 

 

屋台・出店の情報が公表され次第、こちらのサイトでも情報共有させていただきます。

公表されましたのでこちらにまとめました。

 

 

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たたら祭り2019花火中止の理由

 

打ち上げ花火は安全性を確保するために法律で打ち上げ場所や高さなど細かく基準が定められています。

SKIPシティ周辺は、その安全基準を満たしていないため、花火は中止となりました。

 

2日目の花火は、このお祭りムードのまさにフィナーレといった感じで毎年盛り上がっていましたが、今年は打ち上げができない場所なので仕方ないですね・・・

 

 

 

「川口で5月に花火大会があったから中止になった」という噂もありますが、それは違うそうです^_^;

川口花火大会は、たたら祭りの会場変更発表前から計画されていました。

オートレース場の耐震工事が必要と発表され、会場変更を検討していた時期に川口花火大会の計画も進んでいたのですが、それぞれまったく主催者が違っており、同じ年に開催と中止となったのは本当に「たまたま」だったそうです。

(川口花火大会主催者取材にて確認)

 

 

 

 

暑さ対策のため日程を大幅に変更

 

 

 

ここ数年の暑さは猛暑・酷暑は異常で、全国各地で熱中症による問題が毎年大きく取り上げられています。

そしてたたら祭り会場でも、前年度は救急搬送者が続出したそうです。

 

 

2018年8月4・5日のたたら祭り2日間で猛暑などによる救急搬送者は19人、会場の救護所で対処したのは48人だったとのこと。

この問題への対応策として、開催日程を少し暑さの和らぐ時期(8月末)に変更したそうです。

 

 

川口市は21日、地元の夏祭り「第41回たたら祭り」の開催日と会場を変更すると発表した。これまで8月第1週の土、日曜日に開催していたが、今年は予想される猛暑を避けるため、8月31日と9月1日に開催する。

川口たたら祭り日程 猛暑避け8月末に | 産経新聞2019.5.22 より)

 

 

2019年の開催日程・会場など詳細は↓こちら。

 

 

 

2020年のたたら祭りはどうなる?

 

 

 

2019年はSKIPシティで開催。

では、オートレース場の耐震工事終了後(2020年)はどこでやるのですか?と実行員会事務局に質問したところ、

2020年はたたら祭り中止

することが決定しているそうです。

 

 

理由は、オリンピック開催の時期と重なり警備が手薄になるので安全を配慮の上中止決定、とのことでした。

 

 

 

長らく続いてきたたたら祭り、大震災の年でも元気を取り戻そう!と開催されてきたイベントでしたが一旦休止です。

耐震工事の都合で会場変更だったので、2019年のたたら祭りは一時的な措置。2021年はオートレース場に戻るかもしれません。

 

 

2020年は、夏の花火大会はほとんどが中止か前倒しになりますし、オリンピックの都合で夏の様子が大きく変わります。

交通規制や警備も特別体制となることが予想されるので、お出かけの際は事前に確認が必要ですね。

 

 

 

 

 

以上、たたら祭り会場変更・日程変更理由についてのまとめでした。

ご参考になれば幸いです。