界面活性剤とは、油分を強力に落とす代わりに肌のバリアを奪ってしまう成分です。

しかしそれは裏面の成分表示を見てもハッキリと「界面活性剤」と書いてあるわけではなく、一見わかりにくい細かい複雑表記。
賢く洗剤や化粧品を選ぶための危険なケミカル成分の見分け方について、調べてみました。

 

 

化粧品の成分表示は複雑

 

下は、よくあるクリームのラベルです。

全成分:水、グリセリン、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル、イソノナン酸オクチル、ナイアシンアミド、ドリオクタノイン、BG、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ホホバ油、ポリ綿実脂肪酸スクロース、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸グリセリル(SE)、ペンチレングリコール、水添ココグリセリル、ステアリン酸ソルビタン、ミリスチルアルコール、ステアリン酸PEG-40、バチルアルコール、ポリアクリルアミド、ベンジルアルコール、酢酸トコフェロール、パンテノール、ポリソルベート65、トリ(アプリル/カプリン酸)グリセリル、トリベヘニン、水添ポリイソブテン、メチルパラベン、水添レシチン、EDTA-2Na、ブチルパラベン、ツボクサエキス、ラウレス-7、チャ葉エキス、ソウハクヒエキス、セラミド2、プロピルパラベン、エチルパラベン、PEG-10アブラナ種子ステロール、アスパラギン酸Mg、グルコン酸亜鉛、水酸化Na

 

目が痛くなりますね〜
それはいいとして、どこにも「界面活性剤」なんて書いてないですよね。

 

この中の有害とされる合成界面活性剤や合成ポリマーなどの個別名称がわかるように色分けしてみます。

 

 

界面活性剤=赤 合成ポリマー=青 合成防腐剤=緑

全成分:水、グリセリン、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル、イソノナン酸オクチル、ナイアシンアミド、ドリオクタノイン、BG、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ホホバ油、ポリ綿実脂肪酸スクロースミリスチン酸ミリスチルステアリン酸グリセリル(SE)、ペンチレングリコール、水添ココグリセリルステアリン酸ソルビタン、ミリスチルアルコール、ステアリン酸PEG-40、バチルアルコール、ポリアクリルアミド、ベンジルアルコール、酢酸トコフェロール、パンテノール、ポリソルベート65、トリ(アプリル/カプリン酸)グリセリル、トリベヘニン、水添ポリイソブテンメチルパラベン水添レシチン、EDTA-2Na、ブチルパラベン、ツボクサエキス、ラウレス-7、チャ葉エキス、ソウハクヒエキス、セラミド2、プロピルパラベンエチルパラベンPEG-10アブラナ種子ステロール、アスパラギン酸Mg、グルコン酸亜鉛、水酸化Na

 

結構入っていますね。

 

 

こんなに覚えられないので、何か共通点はないかとよく見てみましたが・・・

 

数字が入っているもの?いや、大丈夫なものとそうでないものがあるし。
名称に「ポリ」とついているモノはよくなさそうですね。
あと「水添」とついているモノとか。ステアリン酸○○とか。

 

それ以外は・・・共通点・・・うーん見つからない。

成分名をひとつひとつ覚えるのはムリそうです。ではどうやって見分ければ良いでしょう?

 

 

 

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難しいカタカナが並んでないことを目安にする

 

「大丈夫な表記」のパターンを覚えるのが近道のようです。

 

 

下は、合成界面活性剤も合成ポリマーも入っていない化粧品の表記例です。

全成分:水、オリーブ油、ホホバ油、アロエベラ葉、オリーブ葉エキス、ビルベリーエキス、ミツロウ、シア脂、レシチン、ハチミツ、チャエキス、ダマスクバラ花油、ハマメリスエキス、ローズマリーエキス

 

 

特徴は、

 

  • 表記の量が少ない
  • 「○○酸○○」といった複雑なカタカナ表記が少ない
  • 植物の名称が書いてあり成分が想像しやすい

 

大丈夫なものは↑こんな感じ。

 

と覚えておく方が、複雑な成分名を暗記するよりはるかに楽ですね。

 

 

 

合成ポリマー(カルボマー)に注意

 

上記の成分表示例でも出てきましたが、「合成ポリマー」、これも界面活性剤と同様、やっかいです。

「カルボマー」とは、その合成ポリマーの一種です。

 

 

たとえば一般的な(比較的安い)コールドクリームの表記。

 

cream_img_3036

 

こちら↓はピーリングジェル。

 

gel_img_3038

 

どちらにも、「カルボマー」が入っています。

 

 

赤ちゃんの紙おむつにも使われているビニールやプラスチックの一種で、大量の水を抱え込む性質を持っています。

このカルボマーについて、「アンチエイジングの鬼」著者はこのように解説しています。

 

 

要はビニールやプラスチックの一種なので手触りはツルツルになりますが、本来のお肌がツルツルになったわけではありません。安くて腐らないので「パラベンフリー 無添加」と宣伝されて売られているものが多いです。「無刺激で分子量が大きいため肌からは吸収されませんが、皮膜性が強いので肌に貼りついて落ちにくいのが問題点。しかも微生物が分解できない成分のため、洗い残すと慢性的に肌に残留しやすいという傾向もあります。(アンチエイジングの鬼:p40 より)

 

 

ジェル系化粧品の選び方のポイントとして、カルボマーではなくキサンタンガムアルギン酸ペクチンマンナンなど、植物性天然ポリマーのものを選ぶようにと著者は同著で提言しています。

仮にもし使うなら、肌に残らないようにしっかりと洗い流すことが大事ですね。

 

 

合成防腐剤のパラベンが入っていないなら安心商品ね〜♡と喜んでいたら、別の危険物が入ってたんかーい!というオチ。こういう売り方って、メーカーとしてちょっとどうよと私は思うのですが・・・。

 

 

今回この記事を書くことで私はその事実を初めて知りましたが、約50年間まったく意識もせず、パッケージの謳い文句に見事に踊らされていたことに気づきました。

 

 

天然「系」という表示に注意

 

製造工程で化学合成されたり比率がすごく少なかったりすることは成分表示からは読み取れません。
実際、植物由来としての成分割合は30%にも満たないことが多いそうです。

 

「脂肪酸」や「アミノ酸」や「ベタイン」は天然に存在する物質です。でも「脂肪酸系」や「アミノ酸系」や「ベタイン系」の界面活性剤は、そうした天然の物質を原料として化学合成されたものなのです。「天然系」という言葉の表しているものは、「天然に存在する物質」ではなくて、「天然に存在する物質を原料として化学合成されたもの」なのです。
(引用元:石鹸百科 下線はサイト管理人による)

 

「系」と書けば、ほんの数パーセントでも「天然由来」を名乗ってOKってことなんですね。

 

これでは消費者は勘違いしても仕方がない!

 

 

合成ケミカルを使っていない保湿美容液

 

Eclat Charme(エクラシャルム)

 

 

化粧水・乳液・美容液・美白ケア・ニキビ予防の5つの働きをしてくれるオールインワンジェル。

 

「ニキビやニキビ跡改善によい」という口コミで利用者の多い製品ですが、赤ら顔やシミ・シワ、毛穴の開きの改善もあるそうで、結局無添加のものはどんな人にも使い勝手が良いんだなあと思いました。

 

→この商品の成分や口コミを見る

 

 

まとめ

 

成分表示はたいてい、ラベルの下の方に、小さな字で書いてあります。
危険性についてわざわざ言う必要ないですものね。

 

 

パッケージ正面や裏面の上の方に効果を期待させるような文言が書いてあっても、それに振り回されることなく賢く選べる消費者になりたいものですね。

 

 

参考:日本界面活性剤工業会/界面活性剤の主な性質と種類

 

 

 

ご参考になれば幸いです。