血管年齢を下げる方法は?NHKガッテンで紹介された体操や食べ物

心筋梗塞や脳卒中など、突然死に至るほとんどの原因が血管の問題によるものと言われています。
血管年齢を若がえらせる食べ物や体操、マッサージなど、今日から取り組める突然死の予防策を集めてみました。

 

※こちらの番組の情報を参考にいたしました。

NHK 2017年2月8日放送「つら~い冷え症が改善!血管若返り術」
NHK 2018年11月28日放送「コレステロールの救世主!血管を掃除する秘策SP」
TBS 2018年3月24日放送「ジョブチューン『テレビを観ながら健康診断!病気の危険度チェックSP』 」

 

 

血管若返り体操

NHK 2017年2月8日(水)放送

「つら~い冷え症が改善!血管若返り術」
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20170208/index.html

 

中高年から目立ち始める冷え性。これは血行が悪くなり、手足や足先などからだの末端まで血液が循環していないことが原因のひとつです。

血行の悪さは、イコール血管の硬さ。

血管を若返らせて血流を良くすれば、冷え性が改善するとのことです。

 

 

血管若返り体操の手順

説明・写真出典:NHKガッテン!番組サイトより

 

血管のばし体操
☆5つのポーズを左右30秒ずつ、1日2回(朝と夜)行う(計1日10分)

注意点
・呼吸を止めない
・痛みを感じない範囲で行う
・持病のある方は、医師に相談の上で行って下さい

 

(1)ふとももの血管

1.正座の姿勢から両手を前につき、片方の足を後ろに伸ばす。
2.腰を曲げずに、顔は正面を向いて、太ももの付け根をストレッチする。

 

 

(2)ヒザの血管

1.両手で片方のヒザを押さえる。
2.反対の足をゆっくり曲げながら腰を引き、ヒザの裏をストレッチする。

 

 

(3)ふくらはぎの血管

1.正座の姿勢から、片方の足を立てる。
2.両手をヒザの上に置いて、反対の足を軽く開く。
3.胸を太ももに付けるように体を前に傾ける。

 

 

(4)ふともも&スネの血管

1.正座の姿勢から両手を後ろについて、片足を前に伸ばす。
2.反対の足のかかとをお尻に付ける。

 

 

(5)ふともも(裏側)の血管

1.仰向けの姿勢から片方の足を両手で抱える
2.太ももをお腹に近づける

 

 

 

 

この体操を冷え性に悩む方に3週間続けてもらったところ、全員の冷え性が改善したとの結果が出ました。
もちろん血管年齢の測定結果も若くなったそうです。

 

 

 

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血管若返りの食べ物(1)青魚

 

 

NHK 2018年11月28日(水)放送

「コレステロールの救世主!血管を掃除する秘策SP」
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20181128/index.html

 

血管の中の増えすぎたコレステロールを吸収するHDL(善玉コレステロール)。
血管のお掃除屋さんと言われています。

このHDLの数値が高い人は、低い人よりも脳梗塞のリスクが6割も低いことがわかりました。

血管が若い人は血管内の掃除が行き届いているのです。

では、どうすれば血管のお掃除屋「HDL」を高く保つことができるのでしょうか?

HDLの高い人・低い人を比較してみると、血液の中のEPA(エイコサペンタエン酸)が高いことが明らかになりました。

つまりEPAを多く含む食べ物が、血管年齢を若くするということ。

EPAは特に「青魚」に多く含まれる油として知られています。

 

魚類 DHA(mg) EPA(mg)
マイワシ 870 780
マサバ 970 690
サワラ 1100 340
クロマグロ(赤身) 120 27
クロマグロ(脂身) 3200 1400
カツオ(秋) 970 400
マアジ 570 300
ブリ 1700 940
サンマ 2200 1500
ニシン 770 880

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

※可食部100gあたりの成分。※赤強調はブログ筆者による

 

 

含有量がずば抜けて多いのはサンマクロマグロとなっています。

ブリ、ニシン、マイワシ、マサバもなかなか優秀。

 

 

いくら青魚がよいといっても同じメニューばかりでは飽きてしまいますよね。

いろんな青魚にEPAは含まれているので、種類を変えてお料理に加えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

血管若返りの食べ物(2)ブルーチーズ

 

 

TBS 2018年3月24日(土)放送
「ジョブチューン『テレビを観ながら健康診断!病気の危険度チェックSP』 」

 

1日約30gのブルーチーズを毎日食べることで血管が若返るそうです。

ブルーチーズが苦手だという人は、チェダーチーズでもOK。

 

 

血管年齢を若返らせるには血液中の一酸化窒素を増やすことが重要です。

一酸化窒素の量を増やすにはLTP(ラクトトリペプチド)という成分を摂取するのがよいのですが、この成分が多く含まれているのが「ブルーチーズ」とのこと。

 

番組では、ブルーチーズ30gを一週間食べた人の血管年齢を測定。
すると、それだけで67歳から44歳へ、なんと−23歳若返っていました。

 

一酸化窒素は、「血管を柔らかくし広げる」効果があります。
その結果「老廃物が付着しづらい」血管になるというわけです。

 

 

血管年齢を若返らせるマッサージ

同番組で紹介された、血液中の一酸化窒素を増やすマッサージです。

 

  1. 左手を鎖骨下の右胸にあて、手のひらで胸の筋肉を上下左右にもみほぐします。
  2. これを両胸1分間ずつ行います。
  3. 更に腕の内側を手首から肘にかけてイタ気持ち良い強さで揉みます。

 

血管に外から刺激を与えることで、一酸化窒素が分泌されます。

 

 

 

毎日の食生活や簡単な体操で、血管老化による突然死を防ぐ方法をお伝えいたしました。

ご参考になれば幸いです。

 

 

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