東京2020オリンピックムードを盛り上げるロゴの入った特別仕様ナンバープレート。新規登録車両はもちろん、ナンバーそのままで交換することもできます。申し込みはいつまでか、また金額や手続方法についてお伝えします。
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オリンピック仕様ナンバープレートとは
「車につけて走ってオリンピック・パラリンピックを盛り上げよう!」という目的で交付されている特別仕様のナンバープレートです。
(画像出典:国土交通省)
正式名称は「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」。
2017年10月から交付されており、羽田空港や成田空港に出入りするバス・タクシーには早々に取り付けられ、国内外に向けて東京オリンピックをアピールしています。
なお、ナンバープレートの寄付金は大会開催に必要となるバスやタクシーのバリアフリー化促進に使われるそうです。
申し込みはいつまでOK?利用できる期間は?
2017年10月10日〜
2020年9月末頃まで(予定)
(平成29年8月8日 国土交通省発表より)
この特別仕様ナンバープレートはオリンピック終了後も使用可能。車を廃車するまでつけていて大丈夫です。また、特別仕様から元の普通のナンバーに戻すこともできます。
取り外した特別仕様ナンバープレートは、不正使用防止の「穴開け」をすれば記念品として手元に残しておくこともできます。
「破壊(穴開け)」とは
直径40mm以上の穴を開けることで通常の状態のナンバープレートと区別する処置です。以前はどんなに愛着あるナンバーでも返納しなければならなかったのですが、最近ルールが変わってこの処置をすれば記念所蔵が認められるようになりました。(オリンピック開催が決定したあとぐらいに始まった制度?だと思います)
ディーラーさんにナンバー交換依頼をするときも、「ナンバープレート記念所蔵」と伝えれば古いナンバープレートを戻してくれます。
ご自分で運輸局で行う場合は現地に所定の用紙があるので、指示にしたがって手続きすればOK。自治体によって異なるようですが、300円~500円の手数料がかかります。
特別仕様ナンバープレートの料金は?
ナンバープレートの種類、大きさ、枚数、地域によって異なります。
【参考】
中型(小型・普通自動車)
寄付金なしで7,500円~9,000円程度
大型(主に大型自動車)
寄付金なしで10,400円~15,500円程度
軽自動車
寄付金なしで7,200円~9,600円程度
上記の料金のほかに、1,000円以上(上限なし)の寄付金をおさめると、カラフルな図柄プレートを選ぶことができます。
その場合は、「寄付金あり」で申し込み、手続きを進めます。
申し込み方法と交付の流れ(普通乗用車)
申請方法は、2通りあります。
- WEBから申し込み
- ディーラー・整備工場で申し込み
【WEB申し込みサイトはこちら】
【WEBから申し込んでから交付までの流れ】
(図出典:国土交通省ホームページ お申込方法PDFより)
ナンバープレートはどこで交換?
自分でWEBから申し込んだ場合は、予約センターにて入金が確認され次第、メールが送信されます。
メールを受信したら、記載されている「交付可能期限」内に、指定の予約センターにて希望番号予約済証を受領後、運輸局に車を持ち込んで交換となります。
自分で交換する場合
自分でWEBや窓口で申請する場合は、メールに記載されている交付可能期限内に管轄の陸運支局に出向いて自分で交換します。(交換後、係員が封印)
管轄の運輸局を確認する
予約センター一覧(一般社団法人 全国自動車標板協議会)
陸運局の敷地内にナンバー脱着エリアがあるので、そこでドライバーを借りて(脱着用のドライバーが貸し出されています)自分で取り外し、元のナンバー返納〜新規プレート取り付けを行います。
取り付けのときは、係員が書類確認して封印。これで完了です。
私は過去、仕事の都合で何度も運輸局で手続きをしたことがあるのですが、この一連の流れがなかなか複雑で、あちこちの窓口をまわることになります。
各窓口の人が、「次は○番へ」と教えてくれるので、その通りに動けば大丈夫なのですが、時期によってはとても混雑し、待たされることも。
また、書類に間違いや不足があると手続きでがそこで止まってしまって出直しということにもなりかねません。(ホントお役所仕事なんですよ・・・)
運輸局窓口は平日しかやっていないので、お休みをとって手続きされる方は十分ご注意ください。
運輸局登録申請受付時間
8:45〜11:45 / 13:00〜16:00
委託して交換する場合
慣れている方や安く済ませたい方は上記のように自分で運輸局で交換、面倒を避けたいならディーラーさんで交換するのが良いでしょう。
ディーラーや販売店に変更を依頼する場合は「委任状」が必要になり、交付料のほかに手数料が加わり、トータル約2万円~約5万円になります。
申し込み方法と交付の流れ(軽自動車)
軽自動車のナンバープレートについても基本的には同じ流れですが、受付窓口は「軽自動車検査協会」になります。
詳細は、
軽自動車検査協会
https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/procedures_m_000362.html
よりご確認ください。
すでにこのナンバーをつけて走っている車を見かけますが、プレミア感があっていいですね。図柄入りはちょっと遠くからでも目立ちしますし。
オリンピックが終わったあともずっと使い続けることができるし、使用後に外したナンバーは穴開けして手元に残すことができるので、年数たつほどに記念品としての価値は上がっていくかもしれませんね。
ご参考になれば幸いです。