メルカリで出品して早々に「購入したい」とコメントがくることがあります。それを受けて価格合意をした方の専用ページを準備することもあります。今回は特定の購入者に向けてのやりとり(断り方・プロフィール記載)について書いてみたいと思います。
※文例は赤文字で記載しています。
メルカリの決まりごと
メルカリ運営側の規約では、
・お取り置き依頼は断って良い
・特定の人宛の専用ページにする必要はない
となっています。
つまり、いくら当初から積極的に買いたいアピールをしていても、先に「購入手続き」ボタンを押した人に優先権があります。
出品者の中には、「購入前にコメント」を求める方もいますが、厳密に言うとこれもメルカリ規約とは関係ない独自ルール。
オークションと違って買いたい人が即決価格で買えるプラットフォームなので、事前のやりとりは本来不要です。
お取り置き交渉に応じるとき
といっても、購入者様の交渉内容によっては応じた方がこちらもトクなときがあります。
たとえば、似たような商品を複数出品していて、2点・3点まとめ買いしたいという場合。
一緒に送ればこちらも送料が安く抑えられるし、双方にメリットがあります。
その場合は複数ある出品のコメントやりとりがある方を「編集」して「○○様専用」とし、画像と価格を変更してそのまま購入してもらうようにします。
残ったページは削除か公開停止にします。
専用ページとして新しくページを作ってもよいのですが、それまでのやりとりから一旦切り離されてしまうので、私はこの方法をとっています。
(2点購入ご希望の方がいたので1つにまとめたケース)
気をつけておきたいのは、複数送付することで量がかさばり、予定していた発送方法・金額では送れなくなることがあること。(それでも1点ずつ送るよりは確実に安くなりますが)
その場合は、コメントやりとりで発送方法が変わることを伝えておけばトラブルになりません。
このように、もし取り置きする場合は念のため期限を決めておくとよいです。
「3日以内(例)にお手続きくださいますようお願いいたします。」
で、もし期限が近づいても購入されない雰囲気を感じたら、追加でこのようにコメント。
「お約束の期限を過ぎましたら、通常の出品に戻して他のご希望者へ譲りますのでご了承ください」
あまり最初から強気に言うと冷たい印象を与えそうなので、「ん?この購入者大丈夫かな?」と思ったときだけ、このような表現を使うようにしています。
出品者によっては、専用ページの金額を「999,999円」に変更し、ほかの方から購入されないようにしている方もいらっしゃいますね。
この場合は、「これから買います」というコメントを確認してから金額を戻しているそうです。これも良い方法だと思います。
お取り置きを断るとき
一方、ちょっと困るのは、出品早々に「購入希望です」「取り置きお願いします」とコメントしてなかなか購入手続きをしてくれない方。
先にも述べたように、メルカリは「購入手続き」の早い者勝ちです。コメントがいくら早くても、優先権はありません。(そもそもコメント不要が基本)
このような場合は、
「申し訳ありません。出品して間もないので、このまま様子を見させていただけますか?」
と、やんわり取り置きをお断りするようにしています。
もし相手が強引だったり失礼な様子なら、
「メルカリルール上、お取り置きは禁止行為なのでご理解くださいませ」
と、運営側の規約を持ち出して逆恨みを受けるのを避けます(笑)
まあルールで決まっているので、「取り置きはしていません」のひとことでも間違いではないのですが、お互い個人ですし、なるべく波風立てず気分を害さない言い方を心がけています。
プロフィール欄で予防線を張っておく
私は取り置きページを作ってバックレられた経験はありませんが、出品者様のなかには結構いるようですね。
せっかく手間をかけて(専用ページを作って)用意したのに購入されなかったら、また一から出品し直すことになるし、他に検討してくれていた人たちの「いいね」もムダになってしまいます。
このような面倒や不快感を避けるために、プロフィールにひとこと、
「メルカリの規約に従いお取り置きや値引き交渉には応じておりません。ご了承ください」
と書いておくのもひとつの方法です。
(私はモノによっては値引きも取り置きもありうるのでプロフィールには記載していませんが、出品各ページの説明文で書くようにしています)
まとめ
出品内容にもよりますが、「取り置き希望」と言っておきながら買わない率は意外と高いようですね。
買う方も本名でもないし、無責任な方も結構います。
私もメルカリを始めたころ、よくわからず「○○様専用」としたものの、その方が購入手続きを進めない間に、「即購入希望なのですが…」「値引き前の価格で良いので購入したいです」といったコメントがきて「しまったー!」と後悔したものです。
ご参考になれば幸いです。