新サーチコンソールで新規ページをインデックスさせようと思ったらたまに出てくる「URLはGoogleに登録できますが、問題があります」という表記。この現象の原因や対処法を調べました。
※私はプログラムやSEOについては素人です。「こうやったらこうなった」「調べたらこう書いてあった」という報告ですので、専門的な知識のご提供には至りません。なにとぞご了承くださいませm(_ _)m
URL検査で出るエラー
記事を投稿し終わって、サーチコンソールでインデックス登録依頼(昔のFetch as Google)をかけます。
すると、たまにこのようになります。
(URLがこのあとも同じであることを示すためにぼかさずに表示しておきます)
登録はできるそうですが、「モバイル ユーザビリティ」が原因?
右矢印「 > 」をクリックして詳細を確認。
Serch Console ヘルプで、どういうことかを確認すると、
コンテンツの幅が画面の幅を超えています
このレポートには、ページ上の語句や画像を表示するために水平スクロールを必要とするページが示されます。このエラーは、ページの CSS 宣言で絶対値を使用している場合や、ページの画像が特定のブラウザ幅(980px など)で最適に表示されるように設計されている場合に発生します。
クリックできる要素同士が近すぎます
このレポートには、ボタンやナビゲーション リンクなどのタップ要素同士が近すぎるために、モバイル ユーザーが隣接する要素をタップせずに指を使って目的の要素をタップすることが容易にできないサイトの URL が示されます。これらのエラーを修正するには、ボタンやナビゲーション リンクのサイズやスペースをモバイル ユーザーに適するように正しく設定します。
スマホで操作する人にとっては、水平スクロールが必要だったり、タップする文字やバナーが近いと、確かに不便ですね。
そこを直すべきなのはわかりました。
でも、Wordpressテーマ(Diver)の用意してくれているCSSをそのまま使って、推奨サイズで画像を使っていて、クリック要素も近づき過ぎないように配慮しているつもり。
素人がいじるとおかしなことになるのでは?と思ったので、何もせずにそのままにしておきました。
コンソールのタイムラグの可能性
特にどこもいじらず、翌日。同じURLのインデックス状況を確認してみると。
あれ?モバイルフレンドリーになってる・・・
しかし、「公開URLをテスト」を押してみると、
やっぱりこうなります。
この不思議現象については、Google側のタイムラグ説があるようです。
新しいSearch ConsoleのインデックスカバレッジレポートやURL検査ツールの検査結果は、実際のインデックス状況とタイムラグが存在するようです。ですので、Google検索で実際のURLが表示されているのかを確認するのが1番確実性が高いと考えられます。ただし、Google検索で確認する際は、site: より info: で該当のURLに対して検索された方がよいかと思います。(Search Console ヘルプ:コミュニティより引用「新サーチコンソールのインデックス登録について」)
↓こちらの方も、問題があると出たページに何も手を加えなくても後日問題ないことに表記が変わっていたと書いています。
インデックス登録のリクエストをしてその日のうちは変わらないことが多いのですが、たいてい翌日、遅くても2日後には表示が全部ミドリに変わっていることが多いので、あまり気にすることはないようです。
システム的な変更というか、サーチコンソールの表示が間違えているだけだと思います。サーチコンソールでどう表示されていようが実際にヒットしてるのであれば気にしなくていいのでは。
(Search Console ヘルプ:コミュニティより引用「新サーチコンソールのインデックス登録について」)
私の場合も、実際「site:」のあとに該当URLを記入するとヒットするので、そのままにしておくことにしました。
対処法→しばらく待ってみる
この対処法は、本当は正しくないですよね。私のようにプログラム関係に明るくない方向けの話です。(笑)
対処法というか、「やらない方がいいこと」はあるようです。
それは、焦って何度もリクエストすること。
「ページを複数回送信してもキューの順番や優先順位は変わりません」
これは、暗に「何度もリクエストするな」と言っているような気がします。
URL検査をしているときにアナリティクスのリアルタイム画面をみると、「United States」からのアクセスがあるのがわかるんですよね。
そのたびにGoogleにわずかながらですが負荷をかけていることになるので、焦って「リクエスト再送」や「URLをテスト」をするのはやめることにしました。
実際にWordpressの中を変更して対処した方もいらっしゃいました。
この方は、テーマ独自の投稿フォーマットが原因であることをつきとめて対処したところ、エラーメッセージが消えたそうです。
ご参考になれば幸いです。